乳がん 肺転移 特徴 治療

乳がんの肺転移の特徴と治療について

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近年、乳がんの患者数は増加傾向にあり、著名な女性芸能人が闘病を告白することで、関心をもつ人が増えています。
このがんの進行度合いは4つのステージに分けることができ、それぞれの段階で対処法や生存率が異なります。
そのステージが進行すると他の器官への転移が見られます。
ここでは肺転移におけるステージや、その治療法について説明します。

 

乳がんの肺転移の特徴と治療とは?

 

乳がんは血液の流れやリンパの流れに乗って全身に転移する恐れがあります。
血液は必ず肺まで循環し酸素と二酸化炭素の交換を行うため、非常に転移しやすいのです。
しかし、転移したとしても肺と乳部ではがんにとって環境が異なるため、肺で生存することは困難です。
しかしステージ4のように進行レベルが高くなると、がん細胞の数が増えるため、肺で生存するがん細胞が相当あることになります。
このステージになると、10年生存率は25%程度まで落ち、再発の頻度が高くなります。
それでは、そのような段階ではどのような治療が必要なのでしょうか?
まずは、肺だけでなくそれ以外の臓器にも転移している可能性が大いにあるため、体全体にアプローチする治療を行います。
例えば
1、抗がん剤による化学療法
2、ホルモン療法
3、抗HER2療法などの薬物療法があります。
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薬物療法では1つの方法に絞ってその療法を続け、効果がなくなってきたら別の方法に変更しますが、患者のケースや病状によっては、複数の療法を併用することがあります。
その方針は、ホルモン受容体や初期の治療内容などから決定されます。
抗がん剤による化学療法は、2のホルモン療法で効果がなかった場合や確実な効果を求める場合に行います。
肺に転移したものでも乳がんの性質を持っているものですので、あくまでもそのための抗がん剤を使います。
肺がんの抗がん剤を使うわけではありません。病状の進行が早い場合は、複数の抗がん剤を使います。
ホルモン療法はホルモン受容体陽性の患者に行いますが、患者が閉経前か後かで使用する薬が異なります。
抗HER2療法はHER2陽性の患者さんに対して行います。
ホルモン受容体も陽性である場合はホルモン療法を追加することがあります。
患者の体力的な問題もありますし、患部が複数ある状態のため、通常は手術は行われません。
遠隔転移まで起こった段階ですと、がんの完治は難しいため、がんの進行を抑えたりQOLを保つことが治療の目的となります。
また、肺転移があると胸水が溜まることがありますが、胸水は穿刺をして除去します。
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