乳がん 検診

5分で分かる乳がん検診の基本

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乳がん検診は大きく分けて次の4つに分かれます。
1つは視触診で、これは文字通り目で診たり、手で触ることで、しこりなどの乳房の異変を確認します。
視診では乳房に引き攣れやくぼみなどがないかどうか、また乳頭から分泌物が出ていないかどうかを主に診ます。
触診では手を滑らせるようにして乳房全体を触ることで、しこりの有無を判断します。
2つ目はマンモグラフィと呼ばれる乳房専用のX線検査です。
これは2つの板で乳房を挟んでX線撮影し、がん細胞の有無を確認するものです。
がん細胞がある場合、白く石灰化した画像が映し出されます。
マンモグラフィはしこりになる前の小さながん細胞を発見できる可能性が高く、最も信頼できる検査として乳がん検診ではよく行わる検査です。
通常は視触診→マンモグラフィの順で行われることが多いです。
3つ目は超音波エコー検査です。検査対象者の年齢が若い場合、乳腺が発達しているため、マンモグラフィでは全て真っ白に映ってしまい、がん細胞かどうかのチェックができない場合があります。
そんな時に威力を発揮してくれるのがこの超音波エコー検査で、超音波の力で乳房内部を画像に映し出すことにより、がん細胞の有無をつきとめます。
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そして、4つ目がCTもしくはMRIによる検査です。通常は上記3つの検査だけが行われますが、場合によってはCTやMRIを使って、より詳しい画像検査を行うのです。
以上が通常の乳がん検診ですが、この一連の検診で何らかの異常が見られた場合には、二次検診が行われます。
具体的には、マンモグラフィで石灰化が確認された、触診でしこりが発見された、などの場合です。
二次検診の方法ですが、穿刺吸引細胞診と言って注射器を使って異常の見られた部分から細胞を吸引し、顕微鏡で観察します。
また、それよりも太い針を使って組織の一部を抜き出す針生検が行われることもあります。
これらの検査でも乳がんであるかどうかはっきりと確認できない時には、外科的生検が行われます。
これは、乳がんが疑われる組織の一部をメスを使って採取し、がん細胞かどうか、それとも良性のものなのか、もしくは他の病気なのかを確認するものです。
患者さんの負担としてはこの外科的生検が最も重くなりますが、診断の確実性では最も高くなります。
今、日本女性の14人に1人が乳がんにかかると言われています。何もないと思っても、40代以上の女性は、2年に一度はマンモグラフィを含めた乳がん検診を受診することをおすすめします。
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