乳がん 生存率 ステージ4

乳がんの生存率、ステージ4の場合は?

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乳がんの生存率、ステージ4の場合は5年生存率が20%、10年生存率が20%となっています。
ステージ4は転移や再発があるものとされてます。4段階の分類では、最も進行している状態になります。ステージ4の詳細について見て行きましょう。

 

乳がんのステージ4とはどのような状態なのでしょうか?
乳がんのステージ4には2つの場合があります。

 

1、.がんの遠隔転移が認められた場合
がん細胞は正常な細胞よりも細胞分裂が早いため、最初の頃に乳腺や乳房の中にとどまっていたものが他の組織や血管、リンパ管に分裂しながら侵入していきます。がん細胞がリンパや血液によって運ばれ、別の場所に新しくがんができることを転移といいます。
転移しやすい部位は肺(33%)、骨(26%)、皮膚・胸壁(19%)、肝臓(8%)、脳(3%)となっています。
転移してしまうと、手術で元の乳がんを切除しても完全に治ることは難しくなります。

 

2.乳がんが再発した場合
一旦、手術した乳房や脇のリンパ節(腋窩リンパ節)に再発することを局所再発といい、局所再発の場合であれば、もう一度切除できれば完治も期待できます。
この場合も、他に転移がないか精密検査をする必要があります。

 

ステージ4の場合の治療後はどうなのでしょうか?
1、がんの遠隔転移が認められた場合
遠隔転移がある場合は完治を目標にするのではなく、延命や症状が軽くなることを目的にして治療を行います。がんの進行を遅らせながら、生存年数を延ばす事に重点をおきます。
しかし、遠隔転移している場合は生存率が著しく低下します。5年生存率が約20%、10年生存率が約10%となっています。
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以前は、がんの痛みは取れないと言うイメージでしたが、医療用のモルヒネを使うことで約80%の患者さんの痛みを軽くする事が出来るようになりました。内服薬や座薬、貼付薬で痛みがコントロールできれば、今まで通りの日常生活を送ることも可能になっています。

 

転移した場合、呼吸困難や便秘などの症状も出てきますが、痛みのコントロールを行うことでほかの症状も軽くなる事が分ってます。状態をみながら化学療法などの治療を続けて、がんと長く共存できるようにします。
症状が進んだ場合、終末期医療と呼ばれる苦痛の軽減が主に治療になってきます。医師と積極的なコミュニケーションをとりながら自分にも家族にも納得できるような治療を選択して下さい。

 

2.乳がんが再発した場合
局所再発や新しいがんの場合は、完治を目標に治療を行います。

 

どのような治療をしていくのでしょうか?
1、がんの遠隔転移が認められた場合
積極的な手術は行いませんが、ほかの臓器の切除が可能であれば患者さんの希望を聞いて手術を行う場合があります。基本的には化学療法、ホルモン療法、放射線療法などを組み合わせます。

 

2、乳がんが再発した場合
先ずは、局所再発や新しくできたものか、前回の乳がんによる転移かを判断します。局所再発のがんならそれぞれのステージに合わせた治療方法を選択します。手術とほかの治療方法を合わせて、可能なら完治を目指します。転移の場合なら1.と同様の治療が行われます。
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